Pele(ペレ)は、2003年、作曲・編曲家の出口雅生により結成されました。
1999年、スティールパンの音とその音楽に魅了された彼は、カリブの島国トリニダード・トバゴ出身の名プレーヤー、マイケル・マニッシュ・ロビンソン氏にスティールパンを師事し、マニッシュ氏が指導するスティールパンバンド『Sonics Tokyo』に参加。その後、2台のスティールパンとパーカッションのユニット『J'Ourvert』を経て、Peleとしての活動を開始しました。
毎年2月にトリニダード・トバゴで開催されるカーニバルで、現地のスティールパン・プレイヤーに交ざって演奏を続けている彼のスティールパンに対する情熱や思いに共鳴したメンバーは次第に増えていき、Peleは現在総勢20人。
普段は別の仕事を持つスティールパンメンバーに、ドラム・パーカッションのプロプレイヤーも加わり、東京都内のライブハウスや様々なイベントへの積極的な出演を通して、 ライブ活動を行っています。
自由で奔放な火の女神Pele。
私たちのバンド名は、あの火の女神、ペレに由来しています。
火はスティールパンの製作に欠かせないもの。
音を調整した後、仕上げに火で加熱することによって鉄がしまり、あのきれいな音色がでるといわれています。
「ペレ」のパワーを全開にして、エネルギーを演奏にかえています。
Peleの主なレパートリーは、カリプソ・ソカなどのトリニダードの楽曲や、レゲエ・ソウル・ボサノバ・スカ、そしてオリジナルの楽曲。どれも、楽曲本来の魅力と、スティールパンの魅力が、相乗効果を発揮するものにこだわっています。
心地よいダンスグルーブを生み出すために、ルーツ音楽への尊敬を持ち、スティールパンと向かい合って(奮闘して!)います。
スティールパンを叩いているときに感じる一体感と躍動感。
これらの源は、おそらく音楽の持つ原始的な力で、スティールパンという楽器は、それを引き出すエネルギーに満ちあふれています。
私たちがとりこになっているこの一体感と躍動感を、皆さんも、ライブで、CDで、感じてください。
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